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丨中国江津丨高橋翔太朗建築設計事務所

2021/01/09 00:00:00
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深い軒が生み出すコミュニケーションと 庭の景色を楽しむ唯一無二の家
丨中国江津丨高橋翔太朗建築設計事務所-1
深い軒が生み出すコミュニケーションと庭の景色を楽しむ唯一無二の家
施主は70代の夫婦。100歳を超えるお母様も快適に暮らせ、ときには家族や友人なども集まれる、人生の最終章に彩りを与える家づくりを任せたのは、自然や周囲の街並みと調和し、カタチとしての美しさだけでなく、心さえも動かす建築家、高橋翔太朗さんでした。
高橋 翔太朗 たかはししょうたろう
高橋翔太朗建築設計事務所
島根県 松江市
この街にない、でも目立ちすぎない 施主からの二律背反の要望への挑戦
万葉歌人・柿本人麻呂ゆかりの地としても知られ、かつて山陽と山陰を結ぶ江の川の港(江の津)として栄えてきた島根県西部の街、江津市。施主のMさんはこの地で、長く小売店を営んでこられ、70代となった今もなお現役で働かれている。これまで、店舗の2階を住居としてきたが、自らも高齢となってきたことや、100歳になるお母様のために、店舗近くに新たな住居を建て、終の棲家とすることを考えたのだという。
施工に関しては、付き合いのある工務店に依頼をする予定だったものの、デザイン面では「江津にはないようなデザインで、でも悪目立ちしないものにしたい」という思いがあり、建築家へ依頼することに。島根県内の建築家を工務店とともにピックアップし、過去の事例などを調べていく中で、依頼を決めたのが、造形の美しさだけでなく、周囲の風景や自然と調和した空間を作り出すことを得意とする、高橋翔太朗さんだった。
ある日突然、「ぜひ依頼したい案件がある」と連絡が入った高橋さん。連絡をしてきた工務店は、これまでに仕事の付き合いがあったわけでもなく、コンペの参加への打診でもなかったという。いわばご指名での依頼に高橋さんは「とてもレアなケースなので驚きました」と語る。
しかし、高橋さんが過去に手掛けた建築をみれば、それほど驚くことではないことがわかる。高橋さんの建築は、デザインの美しさはもとより、光の取り込み方・照らし方が秀逸で、ずっとここに佇んでいたいと思わせる空間なのだ。だからこそ、これまで3軒ほど家を建ててきた経験があり、ある意味目の肥えた客といえるMさんのお眼鏡にもかなったのだろう。
「江津にない・悪目立ちしない」というMさんの要望は、二律背反ともいえる。この街にない家を実現するには、デザイン性を高めることなる。そうすると、必然的に周囲の環境から浮くような外観となってしまう。そうならないように、デザインと周辺環境との調和をいかにとるか。高橋さんの腕が試された。
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大きな軒のせり出しが印象的なM邸。スタイリッシュな形状でありながら、落ち着いた雰囲気をもつ外観だ
丨中国江津丨高橋翔太朗建築設計事務所-15
正面左には、大きなビルトインガレージを設けた。ガレージから玄関に回り込むことなく、直接室内に入れるよう扉も設置
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玄関部分は、あえて奥に引き込むことで軒がかかり、雨を避ける。三角形の窓を設けることで、光を中に取り込む工夫も深い軒が生み出す中間領域が人の交流も、プライバシー確保も
510㎡もあるその敷地は、前面道路から50センチほど高くなっている。その真ん中に、奥に向かって長い直方体の上に切妻屋根をかけた建物が建っている。日本家屋でよく用いられる三寸勾配のかかった建物は、遠くから見るとシンプルな平屋建てに見えるが、正面まで進むとその印象ががらりと変わる。建物の中心線の左右でデザインが変わり、右側の玄関側は少し奥まっており、雨除けのために軒がかかるようになっている。
そして何よりも印象的なのが、右側の屋根から軒が長く伸び、東屋のようなポーチを形成していること。一瞬、ガレージなのかと思うが、ガレージは建物左側にビルトインで設けられている。ではこのスペースは?
「このポーチは外ではありますが、屋根の下なので屋内のようでもある、中間領域なのです」と高橋さん。
このポーチ、実によく考えられている。いくつもの役割を果たしているのだ。
1つめの役割は実用性。屋根がかかっている部分が約8畳と広いため、直射日光や雨などを防げる。気候の良い時期には、友人や従業員などを招いてBBQを行ったり、お孫さんの遊び場ともなることだろう。さらには、敷地奥に設けた畑で採れた作物をはじめとした、物置き場として使ったり、臨時の車庫としても活用可能だ。
2つめは、プライバシーの保護。Mさん邸は、このポーチの先に大きな庭が広がり、その庭が眺められるよう、LDKには大開口がある。そのままでは、家の中が丸見えになってしまう。しかし、屋根から伸びる軒が道路からの視線をちょうどよく遮ってくれるのだ。
外から中の様子がうかがえなくなってはいても、塀のように完全に視界をシャットアウトしているわけではない。すぐ先にある庭や縁側のようなバルコニーにつながっているため、家族や友人などが「Mさんいるかな?」とふらりと立ち寄ることが可能だ。なかには、立ち寄ったついでにウッドデッキに腰掛け、話をするということもあるかもしれない。
これまで店舗2階に住んでいたMさんの家には、もしかしたら気軽に立ち寄ることが難しかったかもしれない。しかしこの家では、玄関のチャイムも鳴らさなくていいし、靴を脱も脱がずに気楽に立ち寄れる。
高橋さんは、この深い軒の「中間領域」で、Mさんに便利さを与えただけでなく、人々が訪れ集う、コミュニケーションを深める場をつくりだしたのだ。
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8畳ほどのスペースのあるポーチは内と外の「中間領域」。物置やBBQスペース、子供の遊び場としての実用面のほか、友人などがふらりと立ち寄りやすくなる効果も。
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ポーチ部分に大きな軒が延びることで、外から中の様子が適度に遮られる効果も。
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大きな掃き出し窓を連ねることで、家中どこからでも庭の景色が楽しめる。
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遠くから見ると、三寸勾配のシンプルな外観となり、周囲の家々とマッチした雰囲気だ。
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大きな窓、天井現しの開放的なLDK。キッチンもアイランド型で、家事をしながら庭の景色や室内の様子がわかる。天井現しで開放的なLDK 室内のどこからでも庭の景色を
玄関を入り進んでいくと、そこはLDKの大空間。2450㎜の高さのある大きな掃出し窓の先に広がる庭と、現しの天井によってもたらされた高さからくる開放感。さらには木に包まれる温もりも感じられるとても気持ちの良い空間だ。
このLDKに面してMさんご夫妻の寝室やお母様の寝室となる和室が連なる。どちらも、LDKとは段差がなくフラットな仕上げ。引き戸を開け放てば、LDKと一体化した空間となる。LDKにいながら自室にいるお母様の様子も伺えるし、万一寝たきりとなっても、日中には庭の景色も愉しめるようにという配慮。
これだけ大きな空間となると冬の寒さが気になるが、そこも抜かりない。「ペアガラスの採用や、断熱もしっかり入れ気密性を高くしました」と高橋さん。Mさんも「エアコンを2台入れるようお願いしましたが、冬でも1台で十分暖かいです」とおっしゃっているとのこと。
実はMさん邸、100㎡もの広さがある割に、個室は3つしかない。夫婦とお母様の寝室以外には、ゲストルームがあるだけだ。夫婦それぞれに個室を設けたり、趣味の部屋などをつくることもできたはずだが、あえてそうはしなかった。それは、個々が部屋に籠るのではなく、庭の景色がみられる気持ちの良い空間で一緒に過ごす時間を大切にしたいからなのだろう。
この家の出来栄えにMさんも「快適です」とのコメントを寄せてくれた。
高橋さんは家づくりにおいて「自分の作品」であることよりも「お客様のために」を重視している。そのため、対話に多くの時間を費やし顧客の志向を探り、自分の頭の中で試行錯誤していくという。
そうやって生み出された建築は、デザインの美しさはもとより、その場に訪れてみてわかる居心地の良さをもっている。「ずっとここに居たくなる家」なのだ。
高橋さんのつくったM邸は、この街のどこにもなく、それでいて街に調和した唯一無二のものとなった。
この家で、Mさんご夫妻とお母様は、日々ゆったりとした気持ちで過ごすとともに、子や孫、友人などが訪れ、にぎやかで笑顔があふれる時間も増えるに違いない。
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LDKに隣接して、Mさん夫婦の寝室、お母様の寝室となる和室が並ぶ。段差をなくし、引き戸とすることでLDKと一体空間となり、庭の景色も愉しめる。
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ペアガラスや高断熱により、冬でもエアコン1台で十分な室内。庭の樹々は、四季折々で違った景色をみせてくれるのだとか。
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ゲストルームの入口は、玄関とLDKの2か所に。深く伸びる軒のおかげで、道路からの視界をシャットアウト。
作品名:WAKI H
施主:M様
所在地:島根県江津市
家族構成:夫婦
敷地面積:510㎡
延床面積:109.31㎡
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高橋 翔太朗(たかはししょうたろう)
高橋翔太朗建築設計事務所
島根県 松江市
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