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山手の家丨后藤周平

2024/11/13 00:00:00
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若手建築家・後藤周平の設計哲学に注目!プロにしか為せない技と領域がそこに
若手建築家・後藤周平の設計哲学に注目!プロにしか為せない技と領域がそこに
建築家ならではの職能とは何でしょうか?私たちには見えない世界を突き詰める、それこそ彼らがプロフェショナルたる所以です。【連載|次世代の建築家】vol.12
山手の家丨后藤周平-3
静岡県磐田市と東京の二拠点で設計活動を行う
後藤周平
さん。住宅やオフィス、店舗から家具まで幅広く手掛ける後藤さんが、設計するうえで大切にしているのが「余白の働き」です。
暮らしのなかで使い方や居場所を発見し、また将来的に使い手や用途が変化しても対応できるような、余白のある空間を目指しているといいます。
そのために地道に向き合うのが、当たり前の寸法を一つひとつ検証すること。実直な設計姿勢によって穏やかで心地よい空間が生み出されています。
実例/室内に5つ・屋外に3つの床レベルをもつ家
フィロソフィー/後藤さんが設計で大切にしているのは「余白の働き」
「余白の働き」を意識し始めたきっかけ、またその効果とは?
コラム/設計のハイライトをピックアップ!
実例/室内に5つ・屋外に3つの床レベルをもつ家
山手の家丨后藤周平-14
〈写真〉後藤さんが設計した「山手の家」。大きさや質感の異なるボックスが組み合わされている。
段差の多い住宅街の一角に、質感の異なるグレーの左官材で仕上げた住宅が立っています。外観は四角い箱が段々と連なった形状。玄関を入ると、室内までさまざまなレベルの床が連続していました。
山手の家丨后藤周平-17
〈写真〉室内は各空間が床のレベルを変えながら緩やかにつながっている。
この「山手の家」を設計したのは建築家の後藤周平さん。敷地と道路は高低差が1mほどあり、さらに周囲の隣地との間にも高低差がありました。そこで、段差のある環境を室内まで連続させ、室内外の環境を緩やかにつなげようと考えたといいます。
山手の家丨后藤周平-20
〈写真〉2階から、ずれた床の隙間から1階のリビングを見下ろした視点。
「室内には5つ、外部には3つの床のレベルがあり、天井高もさまざま。立体的な空間構成によって余白、隙間や抜けをつくり出しました」と後藤さん。
オーナーは写真好きで、大きな作品を見るには距離感が必要でした。この空間構成であれば、床と床の隙間越しにも見ることができ、見え方もユニークです。
フィロソフィー/後藤さんが設計で大切にしているのは「余白の働き」
山手の家丨后藤周平-25
〈写真〉ダイニングからリビング、庭まで見通す。隣地の庭と連続させ奥行きを演出。
これまで住宅やオフィス、店舗の設計などさまざまに手掛けてきましたが、後藤さんが共通して大切にしているのは“余白”をつくること。
「余白は、暮らしのなかで新しい使い方や発見をもたらしてくれます。また、建築は将来的に住み手や用途が変わる可能性があり、その変化を受け止めるのも余白。なかなか捉えにくいものではありますが、余白を設計することが大事だと思っています」
山手の家丨后藤周平-29
〈写真〉ダイニングキッチンの上は和室になっている。さまざまな床レベル、天井高によって目線が変わり、視線も多方向に抜ける。
「住み手には空間を使い倒してほしいと思っています。家はアナログな技術の集積なので、やろうと思えば後からいくらでも付け加えることができる。手を加え続けると楽しく暮らせますし、そのためにも余白をつくり、すべてを用意しすぎないよう気を付けています」
「余白の働き」を意識し始めたきっかけ、またその効果とは?
山手の家丨后藤周平-33
〈写真〉和室からはリビングの外の緑が隙間越しに見える。右手には数段下がって個室が2つある。
後藤さんが余白を意識するようになったのは、大学時代にスイスの建築家、ペーター・メルクリの作品を訪れたときのこと。スイスの山奥にある彫刻家、ハンス・ヨーゼフソンの作品を展示した「彫刻の家」で、余白の力を感じたといいます。
山手の家丨后藤周平-36
〈写真〉事務所で取材に応える後藤さん。
「作品ごとにふさわしいプロポーションの空間が与えられていて、彫刻のまわりには適切な余白があり、それがあるから彫刻を理解できる。余白の働きを鮮烈に体感しました」
山手の家丨后藤周平-39
〈写真〉2階北側に配置した寝室。面積は大きくなくとも、通常より天井を高めにすることで大らかさが生まれている。
余白の働きを得るには、寸法と向き合うことが必要、とも。
「例えば、つい『リビングの広さならこのくらい』と考えがちですが、寸法を当たり前に捉えないようにしています。広さや天井高など一つひとつを丁寧に検証し、寸法が人の感覚や行動にどのような作用をもたらすのかを考える。
それを追求することが居心地のよさにもつながると思います」
山手の家丨后藤周平-44
〈写真〉余白や隙間を介しながら、空間が緩やかにつながる。
寸法を熟慮しなければ、無駄な余白や隙間になってしまうこともあります。後藤さんが設計した空間は、段差があれば座りたくなり、ちょっとした隙間には何かを置きたくなる。
まさに余白が働いている空間です。
コラム/設計のハイライトをピックアップ!
上に紹介した実例の建築的なポイントを2つに絞っておさらいします。
①高さの異なる5つの床が連なった空間構成
山手の家丨后藤周平-51
南側には平屋が2つ、北側には2階建ての箱が2つ並び、4つの箱が少しずつずれながら連なっています。それらが集まる中心部分は箱の大きさ、床や天井のレベル差によってずれが生じ、空間に余白が生まれることに。多方向に視線が抜け、時間によってさまざまな表情の光が差し込みます。
山手の家丨后藤周平-53
〈写真〉キッチン横の庭。各庭は隣地の庭とつながる場所に借景を狙って設けている。
②構造を工夫し、浮遊したような床を実現
山手の家丨后藤周平-56
これまでの写真でもわかるように、ダイニングキッチンの頭上にある2階の床は宙に浮いたようになっています。これは2階の一部を鉄骨梁とし、そこから床を吊ることで実現。壁や柱を設けないことで、視線のヌケと空間の連続性が生まれ、また光と風が家全体に行き渡るという効果も得られました。
山手の家丨后藤周平-58
「余白」「寸法」など、後藤さんがいかに専門的で、その道を極めた者にしかない視点をもっているかがわかったのではないでしょうか。素人には見えないところで、建築家がどこまでも深く、心地よい空間づくりのために熱を注いでくれている。独自の美学をもつ後藤周平さんのクリエイティブに、今後も注目です。
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