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堺妙法寺御手洗いリノベーション vol.12
堺妙法寺様のお手洗いリノベーション、いよいよ完成編をお届けいたします。
これまで、本堂とはいくぶんイメージが異なっていたお手洗い。
現在まで茶道文化が息づく堺妙法寺様のイメージに合わせた、茶室や安土桃山時代の意匠をふんだんに取り入れたお手洗いへと生まれ変わりました。
お手洗い前の庫裡(くり)と本堂をつなぐ廊下も、無垢の木に張り替えられ、統一感のある空間になりました。
お手洗いの入り口です。ご住職ご夫妻の念願であった男女別のお手洗いになっています。
こちらは、女性用トイレの扉を開けたところ。木製の建具や木の組子の障子が、和の雰囲気をいっそう際立たせているように感じられます。
タイル貼りの洗面台に、手洗い鉢を設置しています。その周りの壁に貼られているタイルは「麻の葉」柄。平安時代から仏像の装飾などに使われてきた六角形の幾何柄紋様で、着物や手拭いの柄としてもおなじみです。
タイルの淡い緑色と壁の色が補色効果となり、和調の色彩がよく映えています。
トイレ個室はシンプルながらすっきりとした空間になっています。
こちらは男性用トイレです。
工事の途中で、男性用小便器と、手洗いの上の空間がつながっていることに抵抗を感じ、ひとつのご提案をいたしました。
目隠しのために、竹を使ったパーテーションを設えるというものです。専門の竹材屋さんにてデザイン性の高い「晒(さら)し竹」を選び、この部分に合うように造作しました。目隠しの機能とともに、オブジェのような美しさも楽しめます。
このようにプラン段階にはなくても、現場の状況を見ながら新しいご提案をさせていただくことがあります。弊社では、より美しくご満足いただける施工を心がけています。
堺妙法寺には千利休の初めての茶の師匠にあたる北向道陳(きたむき どうちん)の墓碑があるほか、ご住職ご夫妻は茶道教室を開かれるなど、茶道文化が息づく場所です。
そのイメージに合わせ、男性用個室の引き戸の開口を曲線にする工夫をいたしました。
半円を描く形は、茶室の出入り口の形式のひとつ「火灯口(かとうぐち)」をモチーフにしたものです。枠などを使わず、アーチ状に丸く化粧しています。
こちらに開戸ではなく引き戸をつけることで、よりいっそう茶室のイメージに近づけることができたのではないでしょうか。
「本堂のお掃除や生花のお手入れに使う大きなシンクが欲しい」という施主様のご希望通り、このような広々とした大きなシンクを設置いたしました。寺院内を飾る美しい生花のため、こちらのシンクをご利用くださることでしょう。
暑い夏の工事。
施主様は、お忙しいお勤めの中にも関わらず、毎日毎日、働く職人たちのために冷たい飲み物や冷菓子をご準備してお待ちくださいました。その細やかな御心遣いに感謝して止みません。
心から深くお礼を申し上げます。誠に有り難うございました。
客服
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